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口頭

イオン液体を抽出相として用いたランタノイドの溶媒抽出

倉橋 健介; 下条 晃司郎; 長縄 弘親

no journal, , 

抽出剤として${it N,N,N',N'}$-tetra(${it n}$-octyl)diglycolamide (TODGA)を用い、水相中のランタノイドをイオン液体へと抽出した。抽出能をイソオクタンとイオン液体で比較したところ、イオン液体ではTODGAのランタノイドに対する抽出能が飛躍的に増大し、低濃度でLa$$^{3+}$$, Eu$$^{3+}$$, Lu$$^{3+}$$を定量的に抽出できることが明らかとなった。また、選択性にも変化が見られ、イソオクタン中では重希土に選択性を有するが、イオン液体中では中希土に選択性を示した。また、両者の抽出メカニズムにおいては、イソオクタン中ではNO$$_{3}$$$$^{-}$$を対アニオンとしたイオン対抽出で反応が進行するが、イオン液体中ではイオン液体を構成するカチオンと水相中のランタノイドイオンとの交換反応で反応が進行し、アニオンは配位していないことが明らかとなった。イオン液体におけるTODGAの抽出能・選択性の変化はこの特殊な抽出メカニズムに起因していると考えられる。

口頭

金属含有イオン液体を用いた新規材料創成

青柳 登; 下条 晃司郎; 永石 隆二; 長縄 弘親; 木村 貴海

no journal, , 

イオン液体の新たな特性を発現させるべく、ウラニルチオシアナト錯体やクロロフェラート錯体を含有したイオン液体を合成しクロミック特性の観測や磁化測定を行い構造と機能発現について考察した。[C$$_{4}$$mim]/[UO$$_{2}$$$$^{2+}$$]の比を変化させた場合、呈色が1(濃紫)2(紅赤)3(黄丹)4(ワインレッド)となり、3については呈色の温度に関する刺激応答性(77K:山吹色,360K:茜色)があり、サーモクロミックイオン液体がアクチノイド化合物で得られることがわかった。また、鉄(III)をアニオンとするイオン液体の低温での磁化測定により、[C$$_{4}$$mim][FeCl$$_{4}$$], [C$$_{m,8,8,8}$$][FeCl$$_{4}$$], [P$$_{6,6,6,14}$$][FeCl$$_{4}$$]のどれもが反強磁性的相関を示すヒステリシスループを持つことがわかった。これらの特性は、温度が目視できる示温性マッピング材料の創製や真空のシール材として利用できる可能性を高めると考えられる。

口頭

カリックスアレーンを用いた変性タンパク質のリフォールディング

下条 晃司郎; 大島 達也*; 長縄 弘親; 後藤 雅宏*

no journal, , 

当該研究グループは、産業廃棄物の資源化による環境保全技術の開発を行っている。その一環として、大量培養により変性失活したタンパク質を再生させるゼロエミッション技術の開発を行っている。その中で、ヘムタンパク質の1種であるシトクロムcを変性剤溶液からカリックスアレーンを用いて定量的に抽出可能であることを発見した。その結果、シトクロムcは変性剤と完全に分離され、かつカリックスアレーンとの錯形成により、凝集体の生成も起こらなかった。さらに、逆抽出することにより、シトクロムcの立体構造が天然状態まで回復することが明らかとなった。

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